杣口通信[里山便り①]


1994年創設、山梨県山梨市牧丘町杣口字青山の最奥に立つ小さな山小屋「杣口山の家」から季節の便りをお届けします。山小屋といっても一般営業はいたしておりませんのであしからず。
by somaguchi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

涼 夏の日のソーメン流し

 杣口山の家の夏の年中行事となった観のある、ある会の子供たちのサマーキャンプがことしも先週末行われた。横浜と横須賀の子供たち、小学2年生から大学生まで二十数名がやってきて、川遊び、肝試し、花火、ウグイス笛づくり、スイカ割り、流しソメーンetc.と、二泊三日で目一杯遊んで、喜んで帰っていったようであります。
 ふだん子供の声が聞こえることのないこの杣口青山の谷に、久方ぶりにかん高い声が響き渡りました。比較的しつけの行き届いたおとなしい子供たちでしたが、それでも本来持つエネルギーはすさまじいものがありますね。汗をダラダラ流しながらも、ひっくりかえることもなく、へたりこむこともなく、駆けずりまわっておりました。
e0025943_16353724.jpg
e0025943_1636515.jpg

 山里から子供の声が少なくなって、過疎化が全国規模で進行しているこの十数年、老人世帯ばかりが増えているそうであります。息子娘たちは高等教育を受けて、地域に残るのは公務員ばかり。みな都会へ出ていってその郊外で世帯をもって、生まれたところには帰らない。便利で快適な都市生活がいいのはそのとおりでしょうが、そのぶんこころの快適さが失われていくような気がしてなりません。
 なんとかこうした悪循環を断つシステムが生まれてこないかと願うばかりですが、こればかりは行政にまかせていては進展がないと思えてなりません。
 
[PR]
by somaguchi | 2005-08-02 16:42