杣口通信[里山便り①]


1994年創設、山梨県山梨市牧丘町杣口字青山の最奥に立つ小さな山小屋「杣口山の家」から季節の便りをお届けします。山小屋といっても一般営業はいたしておりませんのであしからず。
by somaguchi
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夏草刈り

 21日の日曜日、山小屋のある杣口地区の一斉清掃があり、山の家からも3名が参加した。
 昨年はやはり同じ頃、水道水を供給している沢のゴミ掃除をやはり地区総出で行い、私たちも地元の人たちに混じって谷からたくさんの不法投棄されたゴミを引き上げた。
 町営水道も、町営水道から分岐させた導水管で取水している私たちの山小屋を含む6軒の家も、その沢の水を使っているので、沢水の汚染は死活問題だ。私たちの山小屋はほぼ週末だけ、それも毎週というわけではなく年間の週末稼働率といえば50パーセントに満たないくらいだが、常住している3軒の家は大変だ。見た目はきれいで冷たい水だが、汚染は目に見えないほうが怖い。
 引き上げたゴミの種類と量から、ゴミ問題の深刻さと、現実的な解決法の見つからない苛立たしさを改めて感じさせられた。記憶にあるゴミを片端から上げていくと、ジュース缶やペットボトルは言うまでもなく、洗濯機、自転車、タイヤ、自動車のバッテリー、建築廃材の類い、ビニール類、etc.。ひどいものでは瀬戸物の便器まであった。この写真はそのうちのごく一部です。
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 さて今年は道路周りや空き地の草刈りが主体。朝7時に地区の集会所前に集合し、区長あいさつのあとそれぞれの持ち場へ。地元の人たちはみな慣れた作業で、草刈り機の2サイクルのエンジン音がまるで和声を奏でるように谷に響く。時に2台のエンジン音が純正3度や5度に聞こえたりすることもあって、思わず草刈りの手を休めて聞き惚れてしまう。
 そんな作業も午前中には終わって流れ解散。午後からは小屋の敷地内の夏草刈り。一カ月ほどもほっておいた庭は手強い夏草がはびこり、草刈り機もビニールひもではなく刃のついた円盤でなくてはかなわない。
 草刈りを続ける一人、黙々とルピナスの手入れを続ける一人、家内の窓ガラス拭きや掃除をする女性陣を尻目に、わたくしは疲れと昼飯時のビールが効いて、ひとり長い昼寝をしてしまい、ヒンシュクを買いました。
 この前夜、昨秋収穫を手伝ったブドウから作られたワインが生産者のWさんから届けられました。ビールやモンゴルの焼酎アルヒで調子よくなっているところへこのワインで、すっかり酩酊しながら撮影したのがこの満月。右側がほんのわずか欠けているようですが、まあ満月としておきましょう。
 
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 ちなみにこの晩試飲したワインは、日本産山ブドウとフランス産カベルネ・ソービニヨンを交配させて作られた品種ヤマソービニヨンのみで醸造され、樽仕込みされた逸品。今年は700本ほどで終わりとのこと。ラベルが出来上がったら1500円から2000円で購入可能とのことなので、後日写真をアップしますので、ご希望の方は早めにこのコメント欄にでも購買意思を表明しておいてください。
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by somaguchi | 2005-08-22 13:40