杣口通信[里山便り①]


1994年創設、山梨県山梨市牧丘町杣口字青山の最奥に立つ小さな山小屋「杣口山の家」から季節の便りをお届けします。山小屋といっても一般営業はいたしておりませんのであしからず。
by somaguchi
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山小屋建築中

 山小屋の建築場所はヒノキの林でした。植林後15年ほどと聞いてましたが、一番太いもので根元径30センチもないくらいでした。これを伐採するのにまず一仕事。それまで誰一人、木を切り倒した経験がありません。わたくしもチェンソーをドイトで買って来たものの、使い方も知らず、燃料の他にチェンオイルという刃の過熱防止のための油が必要なんてことも知らないほどの、素人集団でありました。しかし、荒野を行く西部開拓団のような心持ちで、一心不乱に伐採に取り組んだのでありました。なにしろ足掛け15年ほども前のことですから、みんなまだ体力はありました。
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 こんな具合に徐々に林が開けて林床に光が差し込んでくるのが嬉しかった。それにしてもたいへんな労働ではありました。あらためて、ご助力いただいたみなさんにお礼を申し上げたい。
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# by somaguchi | 2005-07-19 13:02

7月第3週末の杣口

 ひさしぶりに杣口を訪れました。
 すっかり伸びた夏草は固くなって、草刈り機でも少々手強く、なかなかはかどりません。明けも間近い梅雨空の雲の合間から富士山が顔をちょっとだけ出しました。
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 カンゾウの花がそろそろ終わりかけ、アジサイは満開、夏ツバキの白い花が夕闇にきれいに浮かび上がります。今年もプルーンの実がたくさん成りましたが、大きくなって色付く前に落ちてしまうのでしょうか。なんとか収穫までいきたいのですが。ウドがほんとうに大木になっています。
 庭のベンチの下にハチが巣作りを始めています。種類がちょっと分かりませんが、知っている方がいたら教えて下さい。去年のスズメバチ事件があるので、おおぜいの子供達が合宿をする7月末までに落としておかねばなりませんね。
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# by somaguchi | 2005-07-19 00:00

山小屋建設へ

このブログを開設するにあたり、何回かにわたって小屋が出来上がるまでの様子を紹介することにしましょう。
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1994年9月18日の日付けがある一枚です。週末ごとに東京から通い、ヒノキの根を掘り起こしたり燃やしたりしていました。中央奥の土盛りがしてあるところに石垣を組んで平地を作ってもらい、20坪ばかりの間仕切りなしのワンルーム、ロフト付き、というような小屋を建てたのでした。

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それが10年以上たち、こんなに木が大きくなって、まるで最初から森に囲まれた山小屋のようになりました。シラカバ、ケヤキ、ヤマモミジ、プラム、クリ、リンゴ、グミ、ハナモモ、ツバキ、ハクモクレンなどの樹木が育っています。

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小屋の周辺からはこんな感じで富士山が真正面に見えます。雪の具合からすると、春のお彼岸か、もうちょっとあとの頃でしょうか。
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# by somaguchi | 2005-07-13 19:32